Sony Park展 「ONE DAY, 2050 / Sci-Fi Prototyping - Sony Design」


ソニーのデザイナーがSF作家4名とコラボして「2050年の東京」を描く
ソニーのデザイナーとSF作家がコラボレーションし、Sci-Fiプロトタイピングの手法を用いて、「2050年の東京」を描き出しました。「WELL-BEING」「HABITAT」「SENSE」「LIFE」の4つのテーマを探求し、デザイナーによる「デザインプロトタイピング」と、SF作家による「SF短編小説」に結実しました。デザイナーとSF作家の豊かな想像力によって表現された「ありうる未来」をご体感ください。
期間: 2021.8.31 - 9.13
時間: 11:00 - 19:00
場所:PARK B3 / 地下3階
料金:入場無料 (事前予約不要・人数制限あり)
#oneday2050 #sonypark展
※本プログラムは終了しました。
これまで過ごした月日のなかで、
わたしたちは想像さえしていなかった日常の変化を体感した。
そして、2050年の東京。
かつて描いたScience Fictionのものがたりは、現実となって目の前に姿を著(あらわ)すかもしれない。
そのとき、あなたは誰のとなりで、
どんな気持ちでその世界に在るだろうか。
ONE DAY, 2050:
わたしたちは、いつか来る日に思いを馳せる。
展示概要
テーマ1「WELL-BEING, 2050」
2050年、テクノロジーがどれだけ進化しても、人生におけるストレスや挫折をゼロにすることは難しいでしょう。だからこそ、そこから立ち直る回復力──レジリエンスを身につけるサポートをすることが、人々のウェルビーイングを高めてくれるかもしれません。
デザインプロトタイピング:「Resilience Program」
(レジリエンス プログラム)
人々がレジリエンスを身につけるサポートをする2050年のAIカウンセラー。あなたのストレスや感情の変化をどのように感知し、どのような姿でストレスを緩和するのかを映像で表現しました。

テーマ2「HABITAT, 2050」
2050年には、気候変動の影響によって住む場所をなくした「気候難民」や、政治的問題から居住する国を出なければならなくなった移民が増えていくだろうと言われています。人々が水上移動式住居によって、世界中の海上を移動して暮らす未来がやってくることも考えられます。
デザインプロトタイピング:「Floating Habitat」
(フローティング ハビタ)
多種多様な文化圏の人々が生活する海上における人と人の共生、あるいは自然環境との共存は、いかにして可能なのでしょうか。2050年の海上での人々の生活とエコシステムを「住居」の視点から表現しました。

テーマ3「SENSE, 2050」
パンデミックによりマスク着用の文化が生まれましたが、それは2050年でも変わらないかもしれません。視覚・聴覚に続いて嗅覚を用いたエンタテインメントを体験するための重要なアイテムとして新しいマスクを構想しました。
デザインプロトタイピング:「Sensorial Entertainment」
(センソリアル エンタテインメント)
2050年の香りを楽しむエンタテインメントとはどのようなものか。蓄積された膨大な感情データをもとに過去に嗅いだ香りの再現を可能にするサービスとツールを構想しました。

テーマ4「LIFE, 2050」
2050年、ベーシックインカムを筆頭に、新しい社会保障制度が社会に実装されているかもしれません。そんな時代では、生きるために必要な「ジョブ」と人生を楽しむための「ワーク」が分離し、人々のライフスタイルや人生設計が変わる可能性があります。
デザインプロトタイピング:「Life Simulator」
(ライフ シミュレーター)
ライフスタイルや価値観が多様化すれば、個々人に最適化された人生設計が求められるはず。人生の可能性を高精度にシミュレーションできるサービスを構想しました。

パートナー
ソニーPCL株式会社
WIRED Sci-Fiプロトタイピング研究所
サイエンスフィクション作家

藤井太洋
1971年奄美大島生まれ。2012年、ソフトウェア会社勤務時代に執筆した長編『Gene Mapper』を電子書籍で個人出版し、Kindle本「小説・文芸部門」で最多販売数を獲得。著書に『オービタル・クラウド』(日本SF大賞と星雲賞日本長編部門を受賞)、『ハロー・ワールド』(吉川英治文学新人賞受賞)など。

小野美由紀
1985年東京都生まれ。"女性が性交後に男性を食べないと妊娠できない世界になったら?"を描いた恋愛SF小説『ピュア』が、早川書房のnoteに全文掲載されSNSで話題を呼ぶ。著書に80年代の架空のアジアの都市を舞台にした『路地裏のウォンビン』(U-NEXT)のほか、『メゾン刻の湯』(ポプラ社)など。

麦原遼
東京大学大学院数理科学研究科修士課程修了。ゲンロン 大森望SF創作講座の2期生。2018年に『逆数宇宙』で第2回ゲンロンSF新人賞優秀賞を受賞してデビュー。『S-Fマガジン』20年8月号で「それでもわたしは永遠に働きたい」、『小説すばる』21年1月号で「2259」などを発表し、活躍の場を広げている。

津久井五月
1992年生まれ。東京大学・同大学院で建築学を学ぶ。2017年、「コルヌトピア」で第5回ハヤカワSFコンテスト大賞を受賞しデビュー。デザイン、生き物、風景などをテーマに小説を執筆している。著書は『コルヌトピア』(ハヤカワ文庫JA)。
Sony Park展 「ONE DAY, 2050 / Sci-Fi Prototyping - Sony Design」 概要
期間 |
2021年8月31日(火) - 2021年9月13日(月) ※本プログラムは終了しました。 |
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場所 |
PARK B3 / 地下3階 |
料金 |
入場無料 (事前予約不要・人数制限あり) |
特設サイト | https://www.sony.com/ja/SonyInfo/design/oneday2050/ |
ハッシュタグ |
#oneday2050 #sonypark展 |
- 2021年6月8日の初回発表時は、会期を8月30日(月)からとしていましたが、都合により開始日が8月31日(火)に変更となりました。
- 新型コロナウィルス感染症 緊急事態宣言の発出状況により出展内容等を変更する場合があります。
- 園内では感染予防および拡散防止策を実施しております。検温・手指消毒・マスク着用など、お客様のご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。なお、体温が37.5度以上ある場合、体調不良や風邪の症状がある場合、新型コロナウィルス感染症陽性と判断された方との濃厚接触が疑われる場合はご来園をお控えください。