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Earth ∞ Pieces—in transit

2024.5.9 (木) — 5.22 (水) / 11:00 — 19:00
※初日5.9 (木) のみ、11:00 — 16:00
『Earth ∞ Pieces(アース・ピースィーズ)』は、ひとりひとりがかけがえの無い「Piece」となり、ベートーヴェンの「喜びの歌(第九)」を合奏する一日完結型の音楽会です。

第1弾として今年3月に開催されたワールドプレミアでは、「子育て」「介護」「仕事」など、さまざまな事情で音楽を楽しむ機会を失った方、楽器が弾けない、楽譜が読めないという10代〜60代までの多彩なプレイヤーやプロの演奏家が全国から集結し、共に音を奏でられる喜びを表現しました。

Sony Park Miniでは、このワールドプレミアをリハから本番まで追ったドキュメント映像を中心に、音楽監督の蓮沼執太が各プレイヤーの個性に合わせて用意した演奏用の特別な楽譜「音楽の設計図」、実際にプレイヤーの使用した楽器などを展示して、たった1日だから参加することができた28名のプレイヤーの合奏の舞台裏をご紹介します。

自由でのびやかな音が響き合う夜空に煌めく星たちのような『Earth ∞ Pieces』の2030年まで続く旅への扉をあなたも開いてみませんか?

Earth ∞ Pieces


「Earth ∞ Pieces—in transit」スペシャルトークイベント

Sony Park Miniでの観覧は、こちらで抽選応募を受付中(5月8日(水)18:00締め切り)

日程:2024年5月11日(土)14:00~15:00(予定)
場所:Sony Park Mini(配信あり)
内容:「Earth ∞ Pieces vol.1 ワールドプレミア」の企画プロデュースを務める栗栖良依と音楽監督の蓮沼執太がクロストークするスペシャルイベントを開催。ドキュメンテーション・ディレクターである難波祐子がモデレーターとして、当日のエピソードや制作秘話、このプロジェクトへの想いに迫ります。
配信:Sony Park 公式Instagram
『Earth ∞ Pieces』は、東京2020パラリンピック開会式の企画演出を監修し、新・Ginza Sony Parkのアドバイザーのひとりでもある栗栖良依が、音楽会をつくるプロセスの中で「アクセシビリティ」と「サステナビリティ」の意識を高めるソーシャルアクションとして企画した全く新しいコンセプトの参画型音楽プロジェクトです。同開会式の楽曲提供や指揮を担った蓮沼執太が音楽監督を務め、ベートーヴェン作曲の交響曲第9番「喜びの歌」を題材として、SDGs達成目標である2030年までの約6年をかけ、様々なメンバーとの出会いを繰り返しながら、未だかつてない「喜びの歌」を奏でることにチャレンジします。
Earth ∞ Pieces公式サイト:https://ep.slowlabel.info/
栗栖良依(くりす・よしえ)/ Earth ∞ Pieces プロデューサー

SLOW LABEL芸術監督。25年以上にわたり、異文化の人やコミュニティをつなげ、対話や協働のプロセスで社会変革を試みる市民参加型のアートプロジェクトを手がける。ヨコハマ・パラトリエンナーレ(2014-2020)総合ディレクターとして、第65回横浜文化賞「文化・芸術奨励賞」受賞。リオ〜東京2020パラリンピック開閉会式ステージアドバイザー、神山まるごと高専理事、TBS「ひるおび」木曜コメンテーターなど。Ginza Sony Park Project のメンバーで、新・Ginza Sony ParkにおいてDE&I視点でのアドバイザーを務める。
蓮沼執太(はすぬま・しゅうた)/ Earth ∞ Pieces 音楽監督

蓮沼執太フィルを組織して、国内外での音楽公演をはじめ、映画、演劇、ダンスなど、多数の音楽制作を行う。また「作曲」という手法を応用し物質的な表現を用いて、彫刻、映像、インスタレーション、パフォーマンス、ワークショップ、プロジェクトなどを制作する。2013年にアジアン・カルチュラル・カウンシル(ACC)のグランティ、2017年に文化庁・東アジア文化交流史に任命されるなど、国外での活動も多い。主な個展に「Compositions」(Pioneer Works 、ニューヨーク/ 2018)、「 ~ ing」(資生堂ギャラリー、東京 / 2018)などがある。第69回芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。Ginza Sony ParkならびにSony Park Miniにおいても『windandwindows|ウインドアンドウインドウズ』 蓮沼執太フルフィル × Ginza Sony Parkや、パークローゼット「unpeople」など、様々なプログラムを開催している。
難波祐子(なんば・さちこ) / Earth ∞ Pieces ドキュメンテーション・ディレクター

キュレーター。東京都現代美術館などを経て、国内外で現代美術の展覧会企画に関わる。 企画した主な展覧会に「こどものにわ」(東京都現代美術館、2010年)、「大巻伸嗣 – 地平線のゆくえ」(弘前れんが倉庫美術館、2023年)など。また坂本龍一の大規模個展 (2021年M WOODS/北京、23年M WOODS/成都、24年東京都現代美術館)のキュレーターを務める。札幌国際芸術祭2014プロジェクト・マネージャー(学芸担当)、ヨコハマ・パラトリエンナーレ2014キュレーター。著書に『現代美術キュレーター10のギモン』(青弓社)など。
仲本拡史(なかもと・ひろふみ)/ Earth ∞ Pieces 映画監督

1986年生まれ。実験的な映像作品やインスタレーション、アートプロジェクトの記録映画を制作する。「逗子アートフィルム」代表として、映像表現のレクチャー、ワークショップ、展示、上映などの活動を行う。「無言の乗客」がベルリン映画祭に選出。主な展覧会に「不純物と免疫」(TOKAS本郷、2017)、「Us verse Nature」(トレジャーヒル・アーティスト・ヴィレッジ、台北、2023)など。
[場所]
Sony Park Mini
〒104-0061 東京都中央区銀座5丁目3番1号地先 西銀座駐車場地下1階 (Google Maps / 道案内動画)

[開催期間/営業時間]
2024.5.9 (木) — 5.22 (水) / 11:00 — 19:00
※初日5月9日 (木) のみ11:00 — 16:00

[入場料]
無料

[詳細]
  • 今年3月に神奈川県横浜市で開催され、大きな感動を生み出した一日完結型の音楽会「Earth ∞ Pieces(アース・ピースィーズ)vol.1 ワールドプレミア」が追体験できるエキシビションです。
  • 「Earth ∞ Pieces vol.1 ワールドプレミア」当日のライブ感あふれるステージを 映画監督の仲本拡史がリハから本番まで撮影・監督した映像作品の上映を中心に、蓮沼が各プレイヤーの個性に合わせて用意した演奏用の特別な楽譜「音楽の設計図」や、実際にプレイヤーが使用した楽器などを展示して、『Earth ∞ Pieces』の特別なひとときをより多くの皆さまと一緒に体感いただける空間です。
  • 栗栖良依と蓮沼執太のスペシャルトークイベントを、5月11日(土)14時からインスタライブにて配信するほか、毎週末には「Earth ∞ Pieces vol.1 ワールドプレミア」に参加したプレイヤーがSony Park Miniに在廊し、コミュニケーションもお楽しみいただける予定です。

[注意事項]
  • Sony Park Miniは約10坪ほどの小さなスペースになります。混雑時は、一度にお入りいただける人数を制限させていただきながら、ご案内となりますので予めご了承ください。
  • プログラムに変更等がある場合は、Sony Park公式SNSでお知らせいたします。

[感染防止への取り組み]
Sony Park Miniでは以下の感染予防策を実施しております。
  • お客様の消毒用アルコールを設置します。
  • 消毒や換気を強化します。
  • スタッフは出勤前検温、こまめなうがい・手洗い・手指の消毒を実施します。