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Tuning for Sanctuaries

Group + Alternative Machine
2023.5.2 (火) — 5.30 (火) / 11:00 — 19:00
※本プログラムは開催終了しました
〈非人間のための空間〉と〈人間のための空間〉は共存しうるのか。

建築コレクティブGroupと研究者集団Alternative Machineは現在、 動植物と人間が共存可能な環境に関するリサーチを行なっています。
その試みの一環として、今年竣工する住宅では動物や植物のための「音の庭」を、
また2025年に開催される大阪・関西万博では会場となる夢洲の自然をそのまま残した庭をつくります。

本展ではその試作版として、空間を形づくるさまざまな要素の中から「音」に着目し、
会期中にパフォーマンスを行なうアーティストたちとの対話を重ねながら、
来るべきサンクチュアリ(保護区/聖域)のための調律を行ないます。
非人間のために調律された音は、この人工的な地下空間においてどのように作用していくのでしょうか。
プロトタイプの過程を、この場で交わされた対話の記録とともに展示します。

Group + Alternative Machine
都市と自然の「音」に着目し、そこで行われているリサーチの過程を垣間見ることができる実験的なプログラムの中で、
様々なリサーチの一環として会期中、音にまつわるゲストを招き、全6回のLive & Talkを実施しました。

『Tuning for Sanctuaries』Live & Talk
Guest:
Volume 1:5/7(日) 波立裕矢・安藤巴
Volume 2:5/20(土) 涌井智仁
Volume 3:5/21(日) 土井樹
Volume 4:5/26(金) 宮坂遼太郎
Volume 5:5/27(土) 堀池ゆめぁ
Volume 6:5/28(日) 玉名ラーメン

Host:井上岳(Group)
外観(会期前半)
音をリサーチする過程そのものを展示
銀座地下コンコースの環境音と反対の音を聴くことができる
来場者の様子
来場者がノートに書き残してくれた質問や感想なども
外観(会期後半)
植物にセンサーを取り付け、植物はどんな音を聞いているのか
リサーチを行っている様子
GroupとAlternative Machineのメンバーと共に
一緒に考えたり、ゆっくりとリサーチ結果を眺めることもできる
会期中には Live & Talk を全6回実施
Live & Talk の様子
最終日には画面いっぱいのリサーチ結果が
コースター
Tuning for Sanctuaries 告知ビジュアル
Group

井上岳、大村高広、 齋藤直紀、棗田久美子、aによる建築コレクティブ。建築プロジェクトを異なる専門性をもつ人々が仮設的かつ継続的に共同する場として位置づけ、建築/美術/政治/労働/都市史の相互的な関係性に焦点を当てた活動を展開している。
主な活動として、設計・施工「新宿ホワイトハウスの庭」(東京都、2021)、設計・運営「海老名芸術高速」(神奈川県、2021)、企画・編集「ノーツ 第一号 庭」(NOTESEDITION、2021)、設計・施工「水屋根」(屋外美術展「のけもの」会場構成)、設計・施工「EASTEAST_TOKYO 2023」(東京都、2023)、個展「手入れ/Repair」(WHITEHOUSE、2021)など。

Webサイト:https://groupatelier.jp/
Instagram:@groupatelier
Alternative Machine

人工生命(ALife)の思想と技術をもとに活動する、研究者、アーティスト、エンジニアを中心とした集団。2017年より活動を開始。「あらゆるものに生命性をインストールする」をミッションとして 生命的技術の研究開発、社会応用に挑戦している。多数の企業との共同研究開発を実施するとともに、ALTERNATIVE MACHINEとしてアート活動も実施している:Snow Crash (WHITEHOUSE 2022)、The Process in Question/The Bridge of Reversible Destiny—2022 VR version (国際芸術祭「あいち2022」)、The View from Nowhere (ICC 2022)など。

Webサイト:https://alternativemachine.co.jp/
[場所]
Sony Park Mini
〒104-0061 東京都中央区銀座5丁目3番1号地先 西銀座駐車場地下1階 (Google Maps / 道案内動画)

[開催期間/営業時間]
2023.5.2 (火) — 5.30 (火) / 11:00 — 19:00
※本プログラムは開催終了しました

[入場料]
無料

[注意事項]
  • Sony Park Miniは約10坪ほどの小さなスペースになります。混雑時は、一度にお入りいただける人数を制限させていただきながら、ご案内となりますので予めご了承ください。
  • プログラムに変更等がある場合は、Sony Park公式SNSでお知らせいたします。

[感染防止への取り組み]
Sony Park Miniでは以下の感染予防策を実施しております。
  • お客様の消毒用アルコールを設置します。
  • 消毒や換気を強化します。
  • スタッフは出勤前検温、こまめなうがい・手洗い・手指の消毒を実施します。
[展示] Group+Alternative Machine
[会場設計] Group+Alternative Machine+NI-WA
[什器制作] 木雨家具制作所+Group
[編集] 平岩壮悟
[グラフィック] 石塚俊
[写真] 梅沢英樹