イントロダクション

ART IN THE PARK(工事中)のキービジュアル。
会場の外観。
展示の様子。

Ginza Sony Parkと縁深い、 SHUN SUDO氏、山口幸士氏、玉山拓郎氏の3人のアーティスト。
グランドオープン前のGinza Sony Parkを、彼らだったらどう使うだろう?
ART IN THE PARK(工事中)は、そんな思いから始まったプログラムです。
工事中のこの空間で、3人の作品がどのように響き合うのか、ぜひお楽しみください。

プログラム

SHUN SUDOの作品。
  • SHUN SUDOの作品。
  • SHUN SUDOの作品。

Zephyr

2024年はひさしぶりに世界を旅する1年になった。インド、アメリカ、イタリア、フランス、イギリス、スペイン……。
日本とは異なる光と影。それぞれの土地に吹く、それぞれの風。「Zephyr」は、そんないろいろな場所で感じた心地よい風をイメージしながら描いた。これらの絵を見て、そこに吹く風を感じてもらえたなら、うれしく思う。

SHUN SUDO

山口幸士の作品。
  • 山口幸士の作品。
  • 山口幸士の作品。

工事中という限定的な空間で作品を展示するにあたって、Ginza Sony Parkのコンセプトの一つである「人々にリアルな体験を感じてもらえること」を目標に、仮囲いのウォールアートで表現した花畑を12枚の油絵として再構築(再制作)しました。
工事中の空間に咲き誇る花畑は今回限りの組み合わせです。

仮囲いから工事中、そしてグランドオープンへ向けて華やかに繋ぐことができたら幸いです。

山口幸士

玉山拓郎の作品。
  • 玉山拓郎の作品。
  • 玉山拓郎の作品。

展示される"Static Lights : Two Ellipses"は、Static Lights(静的な光)という名を冠した一連のシリーズ作品の最新作です。
その一作目はSony Park Miniにて、三作目はSony Park展 KYOTOで生まれました。
Sony Parkという存在はひとつの血脈となってこの作品たちの中を巡っています。

そんな作品が今回は終わりも始まりもない巨大な円環となって、鼓動が鳴り始めたこの場所を貫き、Ginza Sony Parkという新たな生命体に息吹をもたらすような存在になるのではと思っています。

玉山拓郎

コラボレーター

SHUN SUDOのプロフィール写真。
SHUN SUDO
1977年、東京生まれ。世界を旅しながら得た感性をもとに独学でアートを学ぶ。水墨画的な動静を併せ持った繊細なタッチ、グラフィティを彷彿とさせるストリートテイストのPOPな色彩。映画、音楽、スポーツ、自然、アニメーションからインスピレーションを得て生まれた幻想的な「生物」と「花」。一つのジャンルに収まりきれない、彼の世界観が紡ぐアート作品は、世界から注目を集める。2015年、初の個展「PAINT OVER」をニューヨークで開催。以後、国内外で個展を開催しながら、ニューヨーク、マイアミ、東京でスケールの大きなアートウォールを手掛け、一躍注目のアーティストとなる。2020年に開催された個展「2020」ではコロナ禍に翻弄される社会を描き、翌年にはパンデミックからのアートの復権を願う個展「Art Demic」を開催。2022年には平和を願う「Blowin' in the Wind」、2023年にはアートの楽しさを追求した「ART LAND」を開催するなど、メッセージ性の高い作品も次々と発表。彼の作品の代表的なモチーフともいえる"BUTTON FLOWER"も「別々に存在する布と布をつなぐLOVE&PEACEの象徴」として描かれている。2023年、京都・両足院にて開催された個展「MOMENTARY」では、日本の伝統的な金屏風に"BUTTON FLOWER"を描くという大胆な試みを行い、作品は後日同院に奉納。国内外で大きな話題となった。

Web:SHUN SUDO
Instagram:@shun_sudo

山口幸士のプロフィール写真。
山口幸士
神奈川県川崎市出身。街を遊び場とするスケートボードの柔軟な視点に強く影響を受け、日常の風景や身近にあるオブジェクトをモチーフにペインティング、ドローイング、コラージュなどさまざまな手法を用いて独特な視点に転換する。2023年に初作品集「Days」を美術出版社から刊行。

Web:Koji Yamaguchi
Instagram:@kojiyamaguchi_orista

玉山拓郎のプロフィール写真。
玉山拓郎
1990年、岐阜県生まれ。東京都在住。愛知県立芸術大学を経て、2015年に東京藝術大学大学院修了。 身近にあるイメージを参照し生み出された家具や日用品のようなオプジェクト、映像の色調、モノの律動、鮮やかな照明や音響を組み合わせることによって、緻密なコンポジションを持った空間を表現している。近年の主な展覧会に、「2021 年度第3期コレクション展」(愛知県美術館、2022)、「Anything will slip off / If cut diagonally』(ANOMALY、2021)、「開館 25周年記念コレクション展 VISION Part 1 光について / 光をともして』(豊田市美術館、2020)など。また、2025年には豊田市美術館で個展を開催する予定。

Instagram:ANOMALY
Instagram:@takurotamayama

概要

タイトル
ART IN THE PARK(工事中)
会期
2024年11月19日 (火) - 12月1日 (日)
開園時間
平日 12:00 - 20:00
土日 11:00 - 19:00
場所
Ginza Sony Park : B2/B1/1F/2F/3F/4F
東京都中央区銀座5丁目3番1号 (Google Maps)
入場料
無料