【MANGA in New York】Exhibition Highlights / エキシビションレポート

解説
ニューヨーク・チェルシー地区で開催された『MANGA in New York presented by Ginza Sony Park Project』のダイジェストムービー。
テロップ
MANGA in New York
Presented by Ginza Sony Park Project
Fri. OCT 27 – Sun. NOV 5, 2023
Chelsea, New York City
解説
ピアノから始まるBGM。
ニューヨーク・チェルシー地区。
白い空のもと、道を行き交う車や街なかを歩く人々、建物など、街並みの映像がめまぐるしく切り替わる。
合間にギャラリー「PACE」「GAGOSIAN GALLERY」「Studio 525」のエントランスとプレートが映る。

シーンが切り替わり、「MANGA in New York」会場の「Studio 525」の外観が映る。
エントランス横の深緑色の外壁に、横長の看板が吊られている。
看板には「Fri. OCT 27 – Sun. NOV 5, 2023 MANGA in New York Presented by Ginza Sony Park Project」の文字と、6組のアーティストによるイラストが描かれている。

BGMに小刻みなドラムの音が加わり、徐々に曲調が盛り上がっていく。
Studio 525の前の歩道には来場者が長蛇の列をなし、車道の路肩にはたくさんの車が停まっている。

列に並ぶ人や道を行き交う人が、「MANGA in New York」の看板に目を奪われている。
エントランス横に立つ係員に誘導されて、入場していく人々。
なおも行列は続いている。

会場内部。
会場に入ってすぐのスペースにある白い壁が、漫画のコマ割りのように黒い線で6つに区切られている。
各コマの中には集中線やグラデーションなどのスクリーントーンと6組のアーティスト名が黒字で書かれ、作品名がややコマからはみ出し気味にオレンジや水色などの文字で書かれている。
「Miku Masuda - Interlude」
「millennium parade - DREAM PILL」
「Takakurakazuki - The Pilgrim’s Guide to Video Games」
「Masanobu Hiraoka - A Guide」
「Hikaru Ichijo - UEDA & SASAMI」
「Katsuya Terada - WALKERS」
中央に大きく各コマをまたいで、「MANGA in New York presented by Ginza Sony Park Project」の文字。
BGMが一瞬静かになる。

再度BGMが始まり、曲のテンションが上がっていく。
多くの人々が展示を鑑賞している会場内部に切り替わる。
展示は漫画のコマ割りを基調として、各コマ割りの中に各アーティストによる絵が描かれている。
会場内部は多くの人で賑わっている。

一乗ひかる氏の展示スペース。
白い壁に大きく漫画のコマ割りの線が引かれ、コマの中にカラフルなイラストが描かれている。
1つの壁に、白い小さな額が等間隔で飾られ、その中にもカラフルな漫画が展示されている。

寺田克也氏の展示スペース。
白い壁に大きく漫画のコマ割りの線が引かれ、コマの中にティラノサウルスのような恐竜、侍と忍者、三つ叉の槍を持ちフードをかぶり長い白ひげを生やした老人、空を飛ぶロボット、大きなトラに乗る少女と猫などが独特のタッチで描かれている。

たかくらかずき氏の展示スペース。
壁にはカラフルなキャラクターたちがコマ割りから飛び出すように、レトロゲームのような絵面で描かれている。
白いテーブルの展示スペースには、白い箱形のモニターが2台置かれ、モニターにはたかくらかずき氏のイラストが映し出されている。
モニターの前にはレバーだけのシンプルなコントローラーが置かれている。

millennium paradeの展示スペース。
照明が暗めに落とされた部屋で、顔の右半分が引き延ばされたような大きな絵を観覧している男性。
床にはタイル状の線が投影され、歩く人の足の動きに合わせて水面の波紋が広がるような映像が映し出されている。

平岡政展氏の展示スペース。
照明が暗めに落とされた部屋で、白いボードに描かれた白黒の漫画が展示されている。
後ろの壁面にも、大きく漫画のコマ割りの線が引かれ、白黒の漫画が描かれている。
宇宙で星に向かって進んでいるような、印象的な1コマがアニメーションで動いている。

ますだみく氏の展示スペース。
白い壁に大きく漫画のコマ割りの線が引かれ、コマの中に白黒で漫画が描かれている。
テーブルの展示スペースには等間隔にモニターが埋め込まれ、漫画の効果音の文字が動くようなアニメーションが映し出されている。

会場内の様子が早回しで映る。
どの展示スペースも来場者で賑わっている。

シーンが切り替わり、会場の外。
チェルシー地区のビルの合間の遊歩道が映る。
整備された歩道は緑が多く、歩く人々、木漏れ日、街並みがさまざまな角度から映る。

再びシーンが切り替わり、会場内部。
引き続き多くの人々が鑑賞している。

合間に各アーティストの展示とアーティスト本人の映像が、画面を左右に分けてそれぞれ映る。
「Hikaru Ichijo - UEDA & SASAMI」
「Takakurakazuki - The Pilgrim’s Guide to Video Games」
「Miku Masuda - Interlude」
「Masanobu Hiraoka - A Guide」
「millennium parade - DREAM PILL」
「Katsuya Terada - WALKERS」

"MANGA-CAN" 自動販売機からドリンクを貰う人や、イベントの画集を眺める人々などが細かいカットで切り替わっていく。

シーンが切り替わり、平岡政展氏による「絵つなぎアニメーション」ワークショップの様子。
長テーブルに6人の子どもたちが座り、各々がタブレットにペンで何かを描いている。
1人の子どもの手元に「PARK」「WIND」のメモが置かれ、タブレットには青い線が何本も描かれている。
タブレットを操作すると、その線が風をイメージしたようなアニメーションとなって動いている様子が映る。
それを見守る大人たち、平岡氏、子どもたちの笑顔。

シーンが切り替わり、寺田克也氏によるライブドローイングの様子。
展示スペースの壁に設置された白い大きなボードに、黒いマジックペンでライブドローイングを行う寺田氏。
寺田氏を囲うように、その様子を見つめる来場者たち。
竜や人間のイラストが寺田氏によって、徐々に描かれていく。
描き終わり、拍手と歓声をおくる観客に、軽く手を上げて応える寺田氏。
寺田氏にサインを求める観客たちが列をなし、寺田氏が1人ずつサインをしていく。

シーンが切り替わり、漫画の吹き出しのような形でメモ帳ほどの大きさの白いシールに、人々がカラーペンでイラストや文字を描いている。
文字は英語や中国語、日本語など、さまざまな言語で書かれている。
漫画のコマ割りのような線が描かれた壁に、イラストや文字が描かれたシールが貼られ、そのシールで徐々に壁が埋まっていく。

壁の写真を撮る人、壁の前で寝そべってシールにイラストを描く子どもたち、アーティストの作品を鑑賞・体験するたくさんの人々、会場の外で長蛇の列をなす人々などの映像が、BGMに合わせて細かく切り替わっていく。

シーンが切り替わり、会場内部。
入ってすぐのスペースにある、漫画のコマ割りにアーティスト名と「MANGA in New York」の文字が書かれた壁が再度映る。

BGMが鳴り止んで画面が切り替わり、人通りが減ったStudio 525の外観が映る。
エントランス横の外壁に掛けられた「MANGA in New York」の看板、その前を横切る6人の老若男女。

テキスト
Ginza Sony Park

ソニーロゴ